テレワークって仕事が捗る上に通勤時間が無いので、自由時間が増えますよね。
いつも思うのですが、作業的な仕事の邪魔をするのは、勝手気ままにかかってくる電話になります。
オフィスへの電話を繋がれずに済むだけで、かなり集中して仕事を進めることが出来る訳です。
そんなテレワークですが、私なりにお手軽で使いやすい装備を考えましたのでご紹介します。
パソコン選び
昔のオフィスPCといえば、デスクトップ一択でした。
理由は単純明快で安かったからです。
現在は、安いノートPCが増えたため、ノートPC支給の会社も多くなりました。
固定デスクが必要ない上に、出先でも仕事が出来るノートPCの方が用途の柔軟性に富んでいる訳です。
ですから、オフィスPCはノートPCの一択です。
サイズは14インチが持ち運びできる限界サイズだと思います。
ちょっと重いので、出来れば12~13インチがお薦めです。
外部モニターやテレビに出力する
ノートPCには外部出力端子が基本的についています。
これをモニターに繋げば、大きな画面で作業することが出来ます。
表示設定をすれば、デュアルディスプレイとしても使用出来ます。
片方で作業をして、片方でチャットなども可能となる訳です。
映像出力端子について
現在のノートPCであれば、HDMI出力が付いていることがほとんどです。
古いPCであれば、D-Sub15ピンが付いているものが多いですね。
現在のモニターやテレビにD-Subは付いていないので、こちらを利用する場合は、変換ケーブルを利用して下さい。
なお、D-Subには音声出力がありませんので、ご注意下さい。
モニターについて
オフィスで使用する外部モニターのサイズは、設置スペースに制限が無ければ、21~23インチ位がちょうど良いと思います。
ゲーム用途でも23インチ位が一番人気です。
パッと見て全体を把握出来る丁度良いサイズという訳です。
しかし、テレワーク需要なのか、半導体不足の影響なのか、なんてことのないモニターも昨今は値上がりしています。
以前は、23インチ程度であれば、1万円くらいで新品が数種類は選べたのですが、現在は1万5千円~2万円くらいは見込んでおいた方が良いようです。
ちょっと高いので、中古という選択肢もお薦めします。
企業からの払い下げ品も多いようで、中古であれば5千円くらいから入手可能。
選べる場合は、自分のPCに合致した映像入力端子をもっている上に、なるべく製造年が新しいものを選んで下さい。
パネルの寿命は大体約3万時間が目安です。
実際の使用時間によるので難しいですが、新しい程リスクは少なくなります。
なお、画面に多少の擦り傷があったところで、明るい画面であれば、なかなか気付くことはありません。
ただし、中古品は運の要素が強くなりますので、実店舗で実際に見て選んだ方が無難です。
将来的に、デュアルディスプレイ化やトリプル化を考えている場合には、有名メーカー品で数が多く出ていそうなものを選択することをお薦めします。(多面ディスプレイ化はグラボ交換の出来ないノートPCは不向き)
モニターのパネルには、様々な方式がある上に、機種によって色味の違いも大きいため、異なるモニターを並べてしまうと、「えっ…」ということが多々あります。
量販店のテレビ売り場に行くと、結構メーカーや機種毎に色味が違うことがよく分かりますよね。
あのような感じです。
モニターアームが便利
昔は、トレーダーや医療系などの好収益の現場でしか採用されなかったモニターアームですが、最近は低価格で品質の良いものが多く出回っています。
一方、標準で付属しているスタンドの低コスト化が進み、軽くて安定感の悪いものが多くなっている印象を受けます。
現在のモニターは薄く軽くなった上に、ベゼル(枠)も細くなっていますので、耐久性は昔の重いモニターに比べれば、かなり落ちていると思われます。
事実、我が家でも掃除でちょっと倒れたゲーミングモニターが、一発で全割れということがありました。
メーカーサポートと話してみると、触れた位で割れたなんてクレームもあります。といったことを言っていましたので、特にゲーミング用などの高機能機は丁寧に扱わないとまずそうです。
ちなみに、パネル割れは保証対象外なので、泣くしかありません。
そんな状況を改善してくれるのが、モニターアームです。
アイリスオーヤマや、Amazonベーシック、中華製品などが3,000円程度で販売しています。
我が家では、片側がノートPCスタンドで、片側がモニター用のものを使っています。
モニターの下の部分に空間が出来るので、作業や掃除もしやすく、好きな角度に簡単に調整できることがとても便利で快適です。
ただし、最近のモニターには、アーム取り付けの規格に沿っていないものも良くみかけるのでご注意下さい。
VESA(ベサ)規格とは?
モニターやテレビなどを壁掛けしたり、アームなどに取り付ける際の国際規格になります。
中古などで、スペックが書いてない時は、モニターの裏側をよく見て下さい。
23インチ位用だと100×100(VESA100)が一般的です。
これ以上のモニター用にはさらに大きな規格が用意されていますので、アームやモニターを取り付けたい場合は、必ずチェックして下さい。
キーボードやマウスはUSBハブで接続しよう
USBハブとは、PC側にある一つのUSBポートを複数のUSBポートにたこ足配線するための装置です。
値段は数百円~なので、気軽に購入できます。
これに、外付けの無線キーボードや無線マウスの送信機を接続すれば、ノートPCやモニターの位置に関係なく、操作することが出来るようになります。
また、複数のPCを一つのモニターで使用する場合に切り替えも簡単です。
映像出力ケーブルとUSBハブを抜いて、使用したいPCに接続するだけになるからです。
私の場合は、自宅も職場にもUSBハブを設置して、出来るだけ煩わしい作業を無くすことで、気軽にPCを持ち帰れるようにしています。
ノートPCの電源ON問題について
このようなスタイルで使用していると、ノートPCを開いて電源を入れることが億劫になってきます。
何か良い案がないか?と考えた結果、BIOS設定で、外部電源が入ると自動でONになるというものを発見しました。
メーカーにもよるようなのですが、大抵この設定はあるようです。
この設定をしておけば、職場に据え置いたACアダプターを差し込めば、自動で電源が入るようになります。
筆者の場合、この設定でWEB会議くらいでしか、ノートPCを開く必要がなくなりましたので、是非、調べてみて下さい。
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