#30 NURO 光 に自前ルーターを付けたら速くなる!?

パソコン&周辺機器

我が家はSo-net光を契約していましたが、違約金がかからない更新月に合わせ、以前から興味があったNURO光 2ギガプランに変更してみることにしました。

これらの光回線は、どちらもSONY系のソニーネットワークコミュニケーションズが提供しているのですが、何故かプラン変更は出来ず、他社回線と同様にSo-netを解約してNUROと新規契約する必要があるのでちょっと面倒です。

なお、23区内の我が家では、ネットで依頼してから開通までは約一ヶ月かかりました。固定電話番号の引き継ぎも依頼したのですが、これは更に時間がかかることが宅内工事後に判明し、待っていると違約金発生となるため諦めることにしました。固定電話はほぼ使うことはないですからね。

NURO光のONU(終端装置)について


我が家に設置されたONUは「HG8045Q」という機種でした。ルーター機能もWi-Fiアクセスポイント機能も持った万能タイプです。これがあれば、他に機械は用意する必要はないといこうことです。製造元はHuawi… ちょっと心配ですが提供品なので仕方ありません。設置環境は2階にONUで私は1階が主な活動エリアという環境です。

HG8045QのWi-Fi機能に関しては、「Wi-Fi5(IEEE802.11ac)」にまで対応しています。残念ながら新しい「Wi-Fi6(IEEE802.11ax)」には未対応。基本的には新しい通信規格の方が当然速くて安全です。ただし、スマホやPCなどの無線の受け手側機器も新規格に対応していないと速さは享受出来ません。

まずはこの提供品のみで生活してみましたが、基本的に問題はありませんでした。2階は400Mbps位出ているのですが、1階の速度は5Ghz帯で100~180Mbpという悲しい数値。これでは回線変更の満足度が満たされません!

自前ルータ「Aterm WG1200HS3」をつけてみた!

まずはSo-net光がくれたNECのAterm WG1200HS3をポート開放したり頑張って付けてみました。これは戸建て3階・マンション4LDK対応とあるので、スペックは結構強そうですが、見た目は小さくて心配な印象。アンテナは5GHz帯が2ストリームで2.4GHz帯が2ストリーム。という一般的なスペックです。結果は案の定、ほぼ変わらず…時間の無駄でした。

困った時のBUFFALO!「WSR-3200AX4S」に変えてみた!

仕事ではコスパ重視でTP-Link製品を設置する機会も多くなりましたが、基本的にはBUFFALO派です。何故なら設定にハマってつらい思いをしたことがありません。設定画面も良く出来ており大好きなのです♪

そこで今回の要望を満たすべく色々調べてみると、Wi-Fiを強く飛ばすにはアンテナ数が重要な模様!そこで5GHz帯が4ストリームで2.4GHz帯が4ストリームで一番グレードの低い3200AX4Sを購入することにしました。

値段は約1万円と考えていた予算はオーバーしましたが、Wi-Fi6にも対応しているし数年はネット環境についてイライラしたり考える必要がなくなると思えば安いものです。

今回は、一般的なアクセスポイントモード(ブリッジモード)で接続することにします。HG8045Qはルーターとしてそのまま動き、Wi-FiのみWSR-3200AX4Sから飛ばすという設定です。電波がいっぱい飛ぶのは嫌なので、ついでにHG8045Q側のWi-Fiは飛ばないよう設定しました。

結果としては、最新スマホであれば1階でも400Mbpsくらいで繋がるようになりました♪ネットTVの視聴環境も改善♪ということで、良いスペックの自前ルーターをかますと効果があることが判明しました。

BUFFALO バッファロー WSR-3200AX4S-BK Wi-Fiルーター 親機 2401+800Mbps AirStation ブラック Wi-Fi 6(11ax)

その他のマメ知識

大抵のWi-Fiルーターは1Gbps入力迄しか対応していません。その上は10Gbps対応機で高価なセミプロ用途。本気で速度を求める場合は、回線プランやポート設定などにもこだわる必要があります。

ちなみにNURO光から提供された終末装置「HG8045Q」も最大1Gbpsなので、いくらその先の機器で頑張ったところで1Gbps以上にはなりません。回線業者側が2ギガプラン!と謳っていても大抵はこんな感じなのです。

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